みなさんこんにちは!
2024年中に必ず専業投資家になるシロケンです。
株式投資の世界で勝つには、銘柄情報の分析は必須ですよね。
その中でも、テクニカル分析の重要なツールとして「MACD」があります。
この記事では、MACDの基本とその活用方法を詳しく解説します。
MACDとは何か?
MACDとは、株価の動きを分析するためのテクニカル指標で、長期的なトレンドと短期的なトレンドの差を示すことにより、株価の値動き予測に用います。
また、MACDの計算方法は以下の3つから成り立っています。
1.MACDライン:短期EMA(指数平滑移動平均)と長期EMAの差。
2.シグナルライン:MACDラインのEMA。
3.ヒストグラム:MACDラインとシグナルラインの差。
少し難しそうに見えますが、チャートを見ながら考えれば簡単です。
次の項目で解説します。
MACDの読み方と使い方
それでは早速、実際のチャートを見ながら使い方を考えてみましょう。
下記チャートは住宅大手の大和ハウス工業(1925)のチャートです。
青のラインがMACD、緑のラインがシグナル、赤のラインがヒストグラムを指します。
それぞれのラインを見ると、青のMACDラインを緑のシグナルラインを上抜けしていますね。
これがゴールデンクロスです。※必ず上昇するわけではありません
また、MACDラインが上向きだと株価も上昇する可能性が高いことから、投資家の間でも活用している人は多くいます。
・買いシグナル
MACDラインがシグナルラインを上回ったときは強気のサインと見なされ、株を買うタイミングとして適している。
・売りシグナル
MACDラインがシグナルラインを下回ったときは弱気のサインと見なされ、株を売るタイミングとして適している。
実際にMACDを使って投資判断を行いたい方は、みなさん大好き株探さんで簡単に見ることが出来ます。リンクを貼っておくので、ぜひ銘柄検索を行ってみてください。
MACDの利点と注意点
MACDの特徴、利点として市場の大きなトレンドを識別するのに非常に有効です。
長期的なトレンドの方向性を把握することが可能になり、市場の動きに合わせた戦略を立てやすくなります。
また、MACDラインとシグナルラインの交差は、トレンドの転換点を示唆します。
これにより、投資家は早期に市場の変化を捉え、タイムリーに対応することができます。
一方で、注意点としてMACDは移動平均に基づいていることから、遅行指標となります。
そのため、市場の変動が起きてから指標がそれを示すまでタイムラグがあるケースも多く、非常に速い市場の動きには対応しづらいことがあります。
まとめ
以上のように、MACDは株式市場における重要な判断材料の一つです。
この指標を上手く活用することで、投資の成功率を高めることが可能です。
しかし、株式市場における値動きは決してMACDだけで判別できるものではありません。
他の指標や市場のニュースも併せて考慮することが非常に重要です。
ファンダメンタルやテクニカルをはじめ、RSI(相対力指数)などの指標も組み合わせながら、広い視野で銘柄選別を行いましょう。